My Assembly Work
2025.03.06
2.「小学校教育について」(質問数1+要望1)【総括】
*全文を掲載しておりますが、最後の《まとめ》をご覧いただくことで、内容を簡潔にご理解いただけます。
<質問全文>
○若林りさ委員 次に、小学校教育に関して伺います。
港区では、来年度から全小学校でプレクラス制度を導入すると発表されました。この制度は、小学校入学直後の新入生が、約1か月間、仮のクラスで過ごし、5月の連休明けから正式なクラスを編制するものであり、小一プロブレム対策の一環として期待されています。区はこのプレクラス制度をどのように評価しているのか、また、区内でも一校で同様の取組が実施されていると聞いておりますが、その成果と課題を踏まえ、今後、区内全小学校への導入の実現可能性についてどのように考えているのか、お聞かせください。
○秋山学校教育部長 小学校一年生におけるプレクラスですが、今、委員御指摘あったとおり、令和6年度から区内一校で実施をしておりまして、教育委員会としても注視しているところでございます。実施状況については、学校より、学年の教員全員が一年生の全児童と関わることで共通理解が進み、学年全体でチームとして指導に当たることができ、安定した学年・学級運営につながったと報告を受けております。また、児童も途中のクラス替えを物ともせず、むしろ、どのクラスに行っても友達がいるということで、各クラスに溶け込みやすく、安心につながっていると聞いております。一方で、小一プレクラスは新しい取組であり、入学する子どもたち、特に保護者の皆様の理解を第一に進めていく必要があると考えてございます。
教育委員会としましても、学校の入り口である一年生が学校生活に順応し、安心して過ごせるようにすることは、義務教育の土台として大変重要であると考えており、来年度から全校にエデュケーション・アシスタントを配置するなど、取組を強化してございます。この小一プレクラスについても、令和7年度、実施校が増える中ではございますが、区内の先行事例から導入に向けた留意点等を把握し、校長会等で共有して、各学校の実態に応じて取り入れることができるように支援してまいります。
○若林りさ委員 プレクラス制度に関する区の評価がおおむね好評であるということ、また、令和7年度には実施校が増えるということで、今後のさらなる広がりに期待をいたします。
小学校入学は、子どもたちの人生における大きな節目であり、円滑な適応を支援することは極めて重要です。区内での実践事例の検証と、他自治体の取組も参考にしながら、子どもたちが安心して入学できる環境づくりを推進していただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上で私からの質疑を終わります。
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《まとめ》
小学校の新制度「プレクラス」に注目
また、港区が今年度から全校導入を決めた、小学校入学後に約1か月間仮クラスで過ごす「プレクラス制度」についても質問。すでに区内1校で導入されており、児童の不安軽減や学年全体での安定した運営につながったと好評です。
教育委員会も前向きに評価しており、令和7年度には実施校が増える予定。保護者への丁寧な説明を行いつつ、子どもが安心して小学校生活を始められるよう、さらなる導入拡大を要望しました。
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