日本維新の会 世田谷区議会議員 若林りさ
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議会質問

2024.02.29

2.「デザイン思考・アート思考を取り入れた行政経営について」区民目線に立ち、課題解決型の行政へ!未来を創る人材育成のために!

【令和5年11月第4回定例会 一般質問】

2.「デザイン思考・アート思考を取り入れた行政経営について」(質問数3)

次のテーマとして、デザイン思考・アート思考を取り入れた行政経営について伺いました。
現代社会では、デジタル技術の急速な進展により、行政サービスの提供方法にも大きな変化が求められています。こうした背景から、デザイン思考やアート思考のような創造的かつイノベーティブな手法を行政に取り入れる動きが、世界的に広がっています。
世田谷区では職員の人材育成の一環として初めてデザイン思考やアート思考を取り入れたセミナーを開催されたと伺いました。この講師をされた方に話を伺うため、デジタル庁に視察に行き、質問を作成致しました。
デザイン思考は区民ニーズの理解と課題解決、アート思考はゼロから一を生み出す思考であり、セットで行われることも多いものです。
これらの思考法は行政サービスの質を向上させる上で大きな役割を果たすことが認められ、区も認識しているとのことです。
具体的なサービスデザイン思考の導入計画や展望について、さらに、これらの取り組みを実践するには職員の教育と育成が必要であり、その計画や区の行政文化への定着策についても明確な見解を伺いました。

区の答弁として
フューチャーポリシーセミナーでは、デザイン思考やアート思考について学び、デザイン思考の基本として、ムーンショット目標から身近な目標につなげていくバックキャスティングの手法のほか、アイデアの発散と収束を繰り返すダブルダイヤモンドの思考法や自己の内省・観察による認知・想像力が大切であることなどを学びました。演習では未来の政策を考えるためのアイデアを出し合い、区民との対話から共感を得る政策づくりを体験しました。

政策形成にはデザイン思考やアート思考を取り入れ、「EBPM」と組み合わせることで、経験や思い込みから脱し、区民目線の政策形成が可能です。せたがや自治政策研究所では、職員の政策形成力向上のための取り組みを継続し、DX推進にはサービスデザイン思考が必要と考えています。将来も新たな手法であるアイデアソンを取り入れ、サービスデザイン思考を定着させていきます。

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第3回定例会に続きデザイン思考について質問いたしました。不確実な時代に対応出来る為の人材育成として、区民目線に立ち、課題解決型の行政となるよう、力を入れて頂きたいと思っています。
新たにデザイン思考を取り入れたセミナーも開催されたとのことですので、引き続き結果や目標についても質問していきたいと思います。

  • 「2.デザイン思考・アート思考を取り入れた行政経営について」若林りさ一般質問【世田谷区議会 令和5年11月第4回定例会】