Action-2
2023.01.01
現在、東京都23区のうち10区、26市のうち14市が罰則規定を設けた路上喫煙禁止条例を制定しています。その多くは直罰方式と言われる形態で、路上喫煙に対して即時的に罰則を科すシステムを取り入れています。
一般的には、特定のエリアを路上喫煙禁止重点地区として指定し、そのエリア内での喫煙に対する罰則が科されます。
こうした条例が制定されれば、区民の健康促進、公共の場のクリーンさの維持、さらには環境問題としても、地域社会全体の質の向上が期待できるため、世田谷区でも罰則規定を含む路上喫煙禁止条例の制定を検討するべきと考え、質問致しました。
《区の答弁》
平成30年度にスタートしたたばこルールの策定にあたって学識経験者、関係団体代表者等の外部委員を含む検討委員会で議論したが区民も立場によって意見が分かれるところであり、喫煙する人としない人が相互に理解を深め、区民協働により地域のたばこマナーが向上するまちづくりの実現を目指すべきであると検討委員会二件が一致したことから罰則規定は設けないことと致しました。
環境美化指導員による路上喫煙者への巡回指導や、商店街、町会、自治会と共同した啓発の取り組みを行っているところです。
再質問にて
区民アンケートでは路上喫煙禁止条例を制定して欲しいという声が大半でした。現状のたばこルールだと足りていない、満足していないという意見も多く、検討委員会だけで決めるのではなく、区民の声をもっと聞き入れて欲しいと思います。
今回の答弁ですと納得しない点があったので、続きは決算委員会でしっかりデータでのエビデンスを提示しながら質疑致しました。
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その後委員会で盛り上がった質疑になり、とても良い質問が出来ましたのでそちらもぜひ見て頂きたいです!
「4.受動喫煙喫煙対策について〜路上喫煙禁止条例について〜」若林りさ一般質問【世田谷区議会 令和5年9月第3回定例会】