日本維新の会 世田谷区議会議員 若林りさ
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議会質問

2025.10.08

5. 区民参加で花と緑を増やし、安心して子どもが歩けるまちへ:せたがやそだちの花を増やす、緑道の管理体制、LINE通報、外来種や危険植物の周知【令和7年決算特別委員会】

【令和7年10月第3回定例会 決算特別委員会】都市整備質疑

. 区民参加で花と緑を増やし、安心して子どもが歩けるまちへ(質問数4+要望3)【都市整備】

決算(都市整備)

○若林りさ委員 日本維新の会の都市整備領域の質疑を始めます。

世田谷区の花を増やす取組について伺います。

世田谷区は、都市部でありながら農地や緑地が多く残る緑豊かな自治体です。一方で、その緑を支える地域の技術や歴史について、区民の方々の認識は必ずしも高くないのではないかと思います。区内には、造園や花卉栽培の長い歴史があり、二十三区内で唯一花展覧会を実施し、農林水産大臣賞を輩出するなど、高い技術が受け継がれています。こうした優れた地域資源を景観政策や緑化政策により積極的に生かし、広く周知していくことが重要です。

そこで伺います。世田谷区の区民の花づくり活動に対して、どのような支援を行っているのか。また、区内産の花の活用やそのPRにどのように取り組んでいるのでしょうか。

○黒岩みどり政策課長 区では、花や自然を大切に思う気持ちを育み、地域のつながりを深め、美しい町をつくる緑と花いっぱい活動を進め、地域の住民団体の方が行う花づくりの活動を支援しています。

現在、公園、緑道や商店街の歩道等で行われている花作り活動は百八十四か所あり、今年の花の植え付けの際は三十五か所に区内の農家やJAの花苗を植えています。

区では、PRのためのプレートを現地に設置するとともに、本制度の周知と参加促進のため、花づくり活動場所を示すマップや参加方法をまとめたパネルをイベントで展示するなどしてきました。引き続き、支援と情報発信の充実に努めてまいります。また、世田谷産の花苗に関する周知についても、関係所管とともに検討してまいります。

○若林りさ委員 区では、せたがやそだちというブランドが確立されていますので、ぜひ花についても、せたがやそだちプレートを花壇用に作成していただきたいと思います。また、自宅の花壇などで花苗を育てている方にも、花苗用のプレートを配布するなどの取組を検討していただきたいと要望いたします。

さて、世田谷区内を歩いていますと、緑道に季節ごとの花々が咲き、とても美しい景観を楽しむことができます。私の身近な場所にも、そうした緑道があり、季節を感じながら歩く時間をいつも楽しみにしています。こうした美しい景観は、区民や地域団体の献身的な取組によって支えられているものと感じます。この活動をさらに広げていくためには、そうした自発的な取組を支援する仕組みが重要です。

そこで伺います。緑道や公園における花の管理は区が直接行っているのか、それとも区民や地域団体が関わっているのか、その実態をお聞かせください。また、区民が花を増やす活動に参加したい場合、どのような支援制度があるのか、併せて伺います。

○笠原公園緑地課長 区立公園や緑道の花壇における花苗の植え付けや除草、水やり等の管理については、業者へ委託する場合、また区民のグループにお願いする場合、それぞれございます。コミュニティー活動への理解や熱意を持つ一定人数以上の区民のグループが、どこかの公園や緑道で花づくり活動を希望された際には、区との間で花による緑化推進協定を締結して、ボランティアとして花の育成管理をお願いしております。グループの皆様には、花苗の植え替え作業や水やりなど日常の管理を行っていただき、区は花苗等の支給や園芸資材の提供を行うとともに、その他管理運営の相談を受けることで活動を支援しております。

今後も活動される皆様への支援を継続し、地域の皆様と力を合わせながら、身近な公園や緑道を訪れた方々に、色とりどりの花を楽しんでいただけるよう、潤いのある緑豊かな公園づくりを行ってまいります。

○若林りさ委員 今後も人手不足などが生じることなく、活動が円滑に続けられるよう、区による支援や連携体制の一層の充実を期待します。

先ほど緑道の管理体制について伺いましたが、実際には雑草が生い茂るなど、管理が十分に行き届いていない箇所も見受けられます。パネルを御覧ください。例えば、こちらの写真のように、道に雑草が広がって歩行の妨げになったり、子どもの身長を超える高さまで伸びていたりする場所もあります。気になる場所を見つけたら、どこに連絡すればいいのか、また、すぐに対応してほしいという区民の方も多くいます。区ではLINE通報の仕組みを整備していると認識していますが、緑道の雑草についても、この仕組みで対応できるのでしょうか。

○笠原公園緑地課長 LINE通報では、公園施設の不具合だけではなく、除草や落ち葉に関する通報も受け付けており、お話の雑草が繁茂しているというLINE通報があった場合は、通報内容の詳細が公園管理事務所に転送され、内容を確認した職員が適切な対応を取るようにしております。今後も引き続き、LINE通報により利用者の方々の御協力をいただきながら、適切な維持管理を行ってまいります。

○若林りさ委員 LINE通報で雑草などにも対応しているとのことですが、この仕組みを知らない区民が多いのが現状です。今後は、より多くの方が気軽に利用できるよう、周知を強化していただきたいと思います。

最後に、一点伺います。先日、区の広報から毒キノコの注意喚起がありましたが、雑草の中にも注意が必要な植物があるのではないかと感じました。特に公園や緑道では、小さなお子さんが触れたり近づいたりすることも多く、危険な植物の存在について不安を感じる方もいらっしゃいます。触るとかぶれる植物や、誤って口にすると危険な植物など、区内には様々なリスクが潜んでいる可能性があります。こうした情報を区民に適切に周知することは、特に子どもたちの安全を守る上で重要ではないでしょうか。区内で駆除を進めている植物にはどのようなものがあるのか、また、区民への周知や協力の呼びかけなどはどのように行っているのか、お聞かせください。

○黒岩みどり政策課長 区が駆除を推進している植物としては、特定外来生物があり、これは国外由来の外来種のうち、生態系、人の生命、身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものとして国が指定するもので、区内ではアレチウリ、オオキンケイギク、オオハンゴンソウの三種を確認しています。区は、ホームページで在来種を駆逐するなどの外来種の影響を周知するとともに、国内特定外来種三種と繁殖力が高く、とげのあるアメリカオニアザミの駆除について、留意点とともに協力を呼びかけております。今後も引き続き、適切に外来種に対応していくために、普及啓発を進めてまいります。

○若林りさ委員 世田谷の生態系を守り、貴重な在来種を保全するためにも、外来種の対策は重要だと思います。周知は現在ホームページのみとのことですが、日常的にホームページを確認している区民は多くありません。また、特に小さなお子さんを持つ保護者にとっては、危険な植物についても重要な情報であり、季節ごとに注意点をまとめて発信するなど、関係部署とも連携し、より積極的な周知を要望いたしまして、私からの質疑を終わります。

 

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《まとめ》

世田谷区の「花を増やす取組」について、地域資源の活用と課題を確認しました。区内には造園や花卉栽培の長い歴史があり、現在も184か所で区民団体による花づくり活動が行われています。うち35か所では区内産の花苗が使われ、PRプレートやマップ展示などの情報発信も行われています。私は、区のブランドである「せたがやそだち」を花にも活用し、花壇用プレートの作成や家庭向け配布を提案しました。
また、公園や緑道の花の管理は、業者委託と区民ボランティアの協働で行われており、区は花苗や資材提供で支援しています。一方で、雑草が繁茂し通行や安全に支障が出ている場所もあり、LINE通報で対応できる仕組みがあるものの、周知不足を指摘しました。
さらに、公園や緑道で注意が必要な植物について質問し、区は特定外来生物(アレチウリ、オオキンケイギク等)の駆除と啓発を実施していると答弁しました。私は、子どもの安全のためにも、季節ごとの注意喚起など、より積極的な周知を求めました。

  • 5. 区民参加で花と緑を増やし、安心して子どもが歩けるまちへ【令和7年決算特別委員会】