Action-2
2023.01.01
若林りさにとって初めての決算特別委員会!
委員会では議場での一般質問とは違い、着席にて一問一答で質疑を行う形です。
約30日間と長期間開催の中、冒頭に総括、締めには補充の質疑が行われ、委員会は企画総務、区民生活、文教、保健福祉、都市整備の4領域となります。
私は今回企画総務、区民生活、保健福祉の3領域について質疑致しました。
まず、企画総務領域では「区の行政デジタル化について」伺いました。
今年度決算におけるDX推進担当部の費用は約52億円でした。区民目線でオンライン化が進んだと実感できるのはオンライン申請が出来るかどうかは重要なポイントだと考えます。
現在、世田谷区役所の窓口の待ち時間の問題もあり、オンライン申請化はとても重要です。
「世田谷区が受け付けている届出・申請一覧」3094の申請のうち、電子申請化されているものは2.9%であり、多くの手続が電子申請に対応していない状況でした。
私が6月の第2回定例会の一般質問にて「被災動物ボランティア」の電子申請化を要望し、無事2ヶ月半後の9/1に実現しました。この事業が開始されたのは平成28年と伺いましたので、私が指摘するまでの約7年間もオンライン対応をしていなかったことが分かります。そしてこのくらいのスピード感を持って進めることは実績を見ても可能であると思います。
デジタル庁が最初に取り組んだように、まず何がオンライン化できて、できないかを把握し、現状のオンライン申請リストを見直し、最新のリスト作成を今年度中に行なっていただくこと、しっかりと道筋を立てて、需要のあるものからオンライン化申請を進めて頂くことを要望致しました。
また、他会派からもとても参考になったと言われた質問ですが、オンラインカバー率の目標についてです。
オンラインカバー率95%が来年度の目標ということを確認が取れましたので、これが達成できた先には、区が所管する全ての申請を実務的に不可能なものを除いて、申請件数問わず全て電子申請化していただきたいことを要望致しました。
現在約80%のオンラインカバー率が、あとどれくらいで95%を達成するか数値化すると、年間受付件数の多いものから実施したとして、322種類オンライン化するとオンラインカバー率95%を超えることが分かりました。79種類追加でオンライン化できれば目標に到達することになりますのでとても現実的な数字です。
必ず来年度中にオンラインカバー率95%を達成して皆さんにオンライン化を実感していただけるように進めてまいります!
DXを推し進める!電子申請どこまで可能か?【企画総務領域:令和5年10月世田谷区議会決算特別委員会】