Action-2
2023.01.01
世田谷区は令和1年に待機児童が全国ワースト1だった背景から、令和2年に0を達成、以後3年連続で0名、今年度は残念ながら10名出てしまいましたが一時期と比較すると大きな回復の成果を見せております。
次なるステップは保育園の利便性向上であり、子育てによる孤立などの困難を解消する為にも親の就労等の有無に関わらず保育所等に預けられる環境を整備するべきと訴えました。
今年度から政府は「こども誰でも通園制度」のモデル事業を始めており、これは親が働いていなくても保育園に入れる仕組みのことで、東京都では同様に「多様な他者との関わりの機会創出事業」といった制度が今年3月末より新設されています。
私の専業主婦である友人からもお子さんを預けられる環境が欲しいと要望のあった内容で、当事者の方にもヒアリングをしながら、世田谷区がもっと子育てのしやすい街となるように、上記の制度を我が区でも取り入れ環境整備をして頂きたいということを述べました。
《区の答弁》
区や都の事業を活用し、保育所等を利用していない未就園児を週1〜2回定期的に預かる事業を開始した文京区や中野区では、定員を大きく上回る応募があり、理由を問わない定期的な預かりに対するニーズの高さが伺えました。
区においても、都の補助事業を活用した未就園児の定期的な預かりの検討を始めており、令和6年4月からの実施に向けて検討を進めてまいります。
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とても前向きな答弁を頂けました!
こういった取り組みは今後もぜひ区が先行して行って頂きたいものです。
来年度から実施されたら子育て世代には嬉しいこととなりますね。朗報を期待しております。
「1.子育て・教育について」若林りさ一般質問【世田谷区議会 令和5年9月第3回定例会】