日本維新の会 世田谷区議会議員 若林りさ
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議会質問

2023.01.01

3.「災害時の動物福祉について」災害時のペット用品備蓄の必要性、被災動物ボランティアの電子申請化について【令和5年第2回定例会】

【令和5年6月第2回定例会本会議一般質問】

3. 「災害時の動物福祉について」
(質問数4+再質問1+意見要望1)

動物福祉については選挙公約にも掲げました通り、積極的にどんどん取り上げていくつもりです。
今回私が質問した内容は、未だかつて誰も取り上げていない内容を切り込むことが出来ました!(基本的に議会で既に取り上げて話し合われたものについて同じ内容を繰り返すのは良いことではないのです)

現在、災害時にペットフードやケージなどの備蓄をどの程度されているか等伺いましたが、現状は“全くない”とのこと。
世田谷区は犬の登録頭数が40,000頭と、23区内で最もペットの飼育数が一位という現状の中、このままで良いの?と思います。
確かに、基本的にはペットの飼育に必要なものは飼い主が用意しておくべきであるということは承知しておりますが、環境省の「自治体等が行う人とペットの災害対策」においては、「自治体もペットフードなどの備蓄品を用意しておくことが望ましい」と記載があります。
そして、突然の災害時にペットフードやケージ等と一緒に避難出来ない可能性は容易に想定ができますし、これだけペットの飼育数が多いということはペットと避難所を訪れるご家族の方も多いということも想定出来るからです。
また、世田谷区は木造住宅もいまだに多く、避難用のペット用品を備蓄していたとしても緊急時に取り出せないという状況も想定が出来ます。
様々なシュミレーションの下、最低限のペット用品の備蓄をして頂きたいことを再質問にて要望致しました。
動物と共生出来る社会、安心して暮らせる街づくりを目指して頑張ります。(再質問動画は後ほどアップします)

また、物的リソースだけでなく、人的リソースも必要不可欠と考える為、世田谷区が行っている「被災動物ボランティア」に関する周知、拡大への取り組みも見解を伺いました。こちらは募集はしているものの、郵送や持ち込み、FAXのみの対応となっており、これだと申請側のハードルが高く、周知拡大に関しても隔たりがあると感じます。
行政のDXと共に進めていくものではありますが、引き続き電子申請の導入に向けた検討を周知の強化とともにボランティアの登録数を増やすように努めると回答は得られました。

  • 「03.災害時の動物福祉について」若林りさ一般質問【世田谷区議会 令和5年6月第2回定例会】

  • 「再質問&意見・要望」若林りさ一般質問【世田谷区議会 令和5年6月第2回定例会】